日本三大金運神社 安房神社で誓う

ちょっと前になりますが、GW中の5月2日に、千葉県のほぼ最南端に位置する館山市安房(あわ)神社へ参拝に行って参りました。


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みなさんは、安房神社といってもあまり聞いたことがないかもしれませんね。実は、私も参拝を始める前までは知りませんでしたが、参拝を習慣づける決意をしてから、さて金運アップのご利益がある神社はどこかとネット情報をアレコレ調べていたら、私が住んでいるのと同じ千葉県内に、なんと「日本三大金運神社」の一つがあるということを知ったのでした。

 

千葉県内とか関東とかではなく、"日本"っていうところがで「どんなにスゴイところなんだろう」って思わせますよね。

 

ところで、日本三大金運神社のうちほかの2つは、どこなのでしょうか。

それは、石川県の金劔宮(きんけんぐう)と山梨県新屋山(あらややま)神社です。

 

この金劔宮と新屋山神社の2つの神社と安房神社は、どれも金運神社と言われていますが、性格がちょっとだけ異なります。

 

金劔宮と新屋山神社は、人間に根源的な力を分け与えてくださるパワースポットの中にある神社、つまり自然の力によるパワーをいただき純粋に金運をご利益として授かる他力本願的な神社と考えられているようです。

 

これに対して、安房神社は、産業の神様が我々の能力を高めるご利益を授けてくださり、がんばることで事業の成功、すなわち金運を授けてくださるという、自分自身の頑張りを前提とする神社だということです。

 

事実、安房神社の中では、日本の産業の総祖神である天太玉命(アメノフトダマノミコト)、装飾と美術の神である櫛明玉命クシアカルタマノミコト)、紡績業・製紙業の神である天日鷲命(アメノヒワシノミコト)、林業・建築業・武器製造業の神である彦狭知命ヒコサシリノミコト)と手置帆負命タオキホオイノミコト)、そして金属鉱業の神である天目一箇命(アメノマヒトツノミコト)が祀られています。


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この写真は「上の宮」と呼ばれる本社で、ご祭神は天太玉命と天比理刀咩命(アメノヒリトメノミコト天太玉命の后神)、上の宮からほど近いところに下の宮がありますが、そちらの御祭神は天富命(アメノトミノミコト、開拓の神)と天忍日命(アメノオシヒノミコト、日本武道祖神)です。

 

安房神社のご利益をまとめると、ものづくり、企業・事業繁栄、商売繁盛、技術向上、学業向上などとなります。

 

さて、安房神社の起源について簡単にまとめてみますね。

 

安房神社社務所が配布している「安房神社略記」では、次のように説明されています。

 

安房神社の起源は、今から650年余り前に2670年。下の宮に祀られている天富命神武天皇の勅命で四国は阿波徳島の忌部一族を率いて、肥沃な土地を求めて船で旅立ち、房総半島南端のこの土地に到着し、上総から下総へと進んで麻や紙の原料である穀(かじ)による産業を広めました。開拓後、天富命は、開拓が無事にうまく終わったのも祖先のご加護によるものと考え、祖父にあたる天太玉命をお祀りしたということです。

 

そして西暦717年には、現在の安房神社の場所に天太玉命を奉斎(謹んでお祀りすること)し、併せて天富命も下の宮にお祀りしたとのことです。

 

上の宮の御祭神である天太玉命は、皆さんもよくご存じの天照大神の側近の重臣で、天照大神が天岩戸に隠れられた際には、その出御(=公に姿を現す)のために活躍されたと同時に、その子孫にモノづくりの神様が多かったことから、産業の総祖神としてご神徳を現わしているそうです。

 

ちなみに、天照大神の天岩戸の日本神話を知ったのは恐らく小学生の頃だったかと思いますが、天照大神が女神だったということをすっかり忘れていました。(笑)

 

このように見てみると、この安房神社がお祀りする神様が天照大神重臣だったように、日本という国の発祥に係わる歴史も由緒もある神社だということが分かりますね。

 

次回は、安房神社に実際に参拝した際のことを書いてみますね。

 

- つづく -