御朱印には神仏の分身が宿っているのか

御朱印とか御朱印帳と聞くとだいたいの方は「ああ、あれね」と、どんなものか思い浮かぶのではないでしょうか。

 

もう何年も前に、所謂「御朱印ブーム」といって、メディアがこぞって若い女性の間で流行っていますみたいな採り上げ方をしていましたが、その頃から私も神社よって異なる、中にはとても美しかったり可愛らしかったりの御朱印帳や御朱印に興味を持っていたので、いつか御朱印帳を持って神社やお寺を巡って御朱印を集めたいと思っていました。

 

そうは思っていたのですが、気が付いてみると「そういえば、そんなの流行ってたよね」くらい年月が経ってしまっていました。

 

そして、今年の3月26日、ついに念願の御朱印帳を購入しました。

 

なぜ、長い間始めたい始めたいと思いながらなかなか始められなかったのか、それは、単に目移りをしていたからなんです。(笑)

 

知っている方は想像つくかもしれませんが、先ほど書いた通り、御朱印帳って神社やお寺によってそれぞれ独自のデザインで作られていて、中には数種類の御朱印帳を販売しているところもありますが、なんといっても表表紙と裏表紙のデザインが本当にバラエティーに富んでいて、厳かな感じのデザイン、美しくキレイなデザイン、いろいろです。

 

でも、今思えば、単に流行に乗って中途半端な気持ちで御朱印集めに走らずに、今年のこの時まで買わないでいて本当に良かったと思います。なぜなら、今年はなんていうか、意気込みというか、やる気がこれまでと全然違うからです。

 

そして私が満を持して購入したのがコチラ。


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千葉県の最南端の館山市にある安房神社へ参拝に出掛けた際に、何かの力に動かされたかのように手に取っていました。あれだけいろいろな種類の御朱印帳があって迷ってたのに、本当にこの時はすんなりと決めてしまいました。

 

こちらはどちらかというと'厳か'なタイプで如何にも神社っぽい感じですが、逆にこのシンプルなところが飽きが来なそうで気に入っています。

 

さて、御朱印ってそもそも何か分かりますか。

ネットで調べるとすぐに情報が得られると思いますが、簡単に言うと「参拝の証(あかし)」です。

 

なんでも、鎌倉時代あたりまで遡るそうで、お経を筆で写してお寺に納めた人が「納経の証」として、魔除けの朱の色と黒い墨の文字がセットになった「御朱印」をいただいて帰ったそうですが、時代と共にお経を写すという行為自体は消えて参拝した人がその証として御朱印をいただく形に変化して、更に江戸時代には神社でも御朱印をいただけるようになり、今日に至っているようですよ。

 

そして、この御朱印って、単なる参拝の証なのかっていうことなんですが、諸説あるみたいです。「はい、単なる参拝の証です」というのがひとつ。そして興味深いのが、昔は御朱印を「神様や仏様の分身が御朱印に宿っている」という考えもあったそうです。つまり、大変ありがたいものだということ。おまけに、多くは先程お話した通り、朱の色と墨の文字を基本としているのですが、朱色は魔除けの意味があるそうなので、お守りやお札と同じくらい有難いものだという解釈も納得がゆきます。私も、御朱印帳は大事に保管しようと思いました。

 

御朱印自体によるご利益ってどうなんでしょうか。

そこのところは、どうやら人ぞれぞれの感じ方次第、というのが結論のようです。ただ、宗教によっては、人が亡くなる時に、御朱印帳をその人の棺桶に入れてあげると、亡くなった後に極楽浄土への通行手形になるといった考え方もあるそうですよ。

 

今回は御朱印について書いてきましたが、私が考える御朱印の在り方って、やはり「参拝の証」でよいのではないかと思います。

 

御朱印は大体どの神社やお寺でも、いつもある朱色と黒墨の2色のスタンダードなものと、月替わりで毎月変わるものとがあります。お値段はどちらも変わらず500円から1,000円が多いのではないでしょうか。中には300円という所もあります。

 

この神社またはお寺に通おうと決めたら、毎月、誓いを立てに参拝をして、参拝したあとに御朱印をいただき、その際に月ごとに変わる御朱印も楽しんでは毎月通うモチベーションにする、そして参拝を習慣づける、という形が自然なように思います。

 

また、御朱印自体にご利益を期待する気持ちは分かりますが、ちょっと欲張りすぎかな、なんて思ったりもします。

 

これから参拝に挑戦してみようかなと思われているみなさん、御朱印帳は氏神様の神社で買い求める必要は特にないとのことですので、まずはお気に入りを見つけて、参拝を習慣づけてみませんか。神様の前で毎月誓いを立てることで、都度気持ちを奮い立たせて目標に向かって頑張れるように思います。

 

そうこうするうちに、頑張りを見守ってくださっている神様や仏様との距離が近づいて、叶えたい目標に近づけてくださるかもしれませんよ~。(笑)

 

- 完 -