「金子半之助」の江戸前天丼はコスパもスゴイ!

今回は、東京は日本橋東京メトロ三越前駅から徒歩ですぐのところにある金子半之助本店をご紹介したいと思います。

 

ご紹介と言いましたが、こちらのお店は東京、神奈川、千葉、富山、愛知、三重、大阪の各都府県に展開しているので、それらの7地域近辺にお住いのちょっとグルメに敏感な人であれば当然知っている、というほど有名なお店です。時々TVなどでも紹介されていますよね。

 

このように誰でも知っているようなお店ですが、敢えて掲載しました。

 

東京で流行っている和食のお店とはいえ、こちらはそんなに敷居が高くない、というかむしろバリアフリーと言っても過言ではないのでは。ちょっと並ぶ覚悟さえあれば金銭的には、お小遣い月1,000円のお子様でも入れてしまう(ちょっと極端ですが)お店なんです!

 

ランチであれば、メニューは江戸前天丼のみ、しかもたったの980円(2022年4月時点、税込)です。

 

でも、世の中にはこの程度のお店はいくらでもありますよね。いやいや、ワンコインで丼ぶりが食べられるお店だってたくさんあります。なぜ、この金子半之助はあちこちのメディアにも取り上げられるくらい人気があるんでしょうか。

 

その理由は、コストパフォーマンスじゃないでしょうか。

 

それではまず、座席に着いた後出される黒豆茶をすすりながら、このお店について、ちょっとだけ解説しますね。

 

お店の名前から、100年以上続く老舗かと思いきや、オープンはなんと2010年の秋なので、まだ10年の歴史です。浅草生まれで、下町が大好きな和食会の重鎮であった金子半之助さんが生み出した′秘伝の江戸前丼タレ′のレシピがお孫さんの金子真也さんに受け継がれて、さらに試行錯誤の末、「粋で豪快で手ごろな天丼を」という半之助さんの思いを形にしたのがこのお店だということですよ。

 

その丼タレは、濃い味付けですが、控えめな甘さのサッパリ系。

 

高温のごま油で揚げたカリカリ・ホクホクの天ぷらを丼に乗せ、控えめな甘さでさっぱりした丼タレをその上からかけると、そのタレは天ぷらを伝って白飯に染みてゆきます。丼ぶりは保温効果を目的に底に空洞を施した、有田焼の特注品を使用。

 

さて、江戸前天丼が出来たようです。

江戸前天丼の天ぷらの素材は、毎朝豊洲の市場で仕入れる新鮮な穴子1本、海老2本、イカと小柱のかき揚げ、海苔、しし唐、そしてなんと半熟玉子です。

 

丼ぶりから大きくはみ出して豪快に横たわっている穴子の天ぷらが食欲を盛り上げます。

 

タレの乗った天ぷらとタレが滲みた白飯を箸で一つかみして持ち上げると、ホクホクと上がる湯気ごと口の中へいれます。するとこの天ぷらとタレと白飯が口の中で絶妙なバランスで絡み合い、噛むほどにその旨味が舌をうならせ、飲み込むと温かいまま喉元を伝ってゆくのが分かります。う~ん、やっぱりウマイ!と思わず声が出てしまいます。

 

天丼を食べながら、テーブルに置いてあるいぶりがっこガリゴボウをつまむと、これがまた天丼の味の邪魔にならなくて、且つ天丼の味になれた舌にさっぱりと変化を与えて、美味しい!

 

私ひとりの感想だけでもなんですので、ネット上のいろいろなサイトのクチコミを見てみました。

 

・天丼が出ると、お店の方から「半熟卵をご飯と絡めてお召し上がりください」と言われますが、この半熟卵と絡めたご飯は、絶品としか表現のしようがない。終盤でこの半熟玉子の天ぷらを割り、山椒とタレを掛けて味変して食べるのも最高!

 

・サクッとした衣にタレがかかりややしっとりとして口に美味しさが広がります。タレのかかったご飯も美味で職が進みます。そして、なんといっても天ぷらの大きさがあまりにも堂々としていて、これなら皆さんが長い列を作って待つ価値があると感じました。

 

・一番感動したのはやはり穴子。大きさはもちろんですが、タレの甘みと魚本来の甘みがほどよく調和し、ごま油のおかげで外側はカリカリサクッ、ところが身はフワフワで、どんどん食べられちゃいます。

 

・天ぷらひとつひとつはシビれるほど感動!というわけでもなくごく普通の味だと思いますが、この味のレベルでこれだけの品数の天ぷらが乗っていて、税込みで980円というコスパは感動に値します。

 

なお、注文時に120円で豆腐と刻み三つ葉が入ったみそ汁が頼めます。これがまた天ぷらに合うんです!これを付けても1,100円なので、頼んでみても良いのではないでしょうか。

 

まだコロナ禍は終わっていませんが、ルールを守りながら、コロナ対策をちゃんとされて営業をされているようです。特に2階の4人席では、コロナ対策のアクリル板で前に座る方が見えないようになっているのが好評のようです。

 

このお店に行くと、不思議なことにいつ行っても20人くらいの列ができています。

しかし、それくらいの列であれば、是非並んでみてはいかがでしょうか。

 

- 完 -